中國熱帯農業科學院ゴム研究所が栽培したゴムの木組織培養苗がカンボジアに到著した。(畫像提供は在カンボジア中國大使館)
中國熱帯農業科學院ゴム研究所が栽培した2500株の「熱研73397組ゴムの木」の若苗がこのほどカンボジアに到著し、カンボジアのゴム研究所が位置するトボンクムン州に引き渡しされ、モデル栽培を行う。中國が獨自に栽培したゴムの木の若苗が初めて海外進出を果たすとともに、世界での大規模生産?応用を実現した。人民網が伝えた。
ゴムの自根若年型クローン(組織培養苗)高効率急速成長技術體制は、中國熱帯農業科學院ゴム研究所が獨自に研究開発?構築したもので、「中國農業農村重要新技術2021」の稱號を授與された。古い芽の接ぎ木クローンと比べると、組織培養苗は若苗の若年性を取り戻しており、成長スピードが10?20%速く、生産量が20?30%増加する。海南省、広東省、雲南省などの地域で1333ヘクタール以上普及している、新世代の有力な栽培材料だ。
組織培養苗がカンボジア到著された後、中國熱帯農業科學院ゴム研究所は現地に専門家を派遣し袋詰育苗と栽培?定植技術研修を行うとともに、実証実験とモデル栽培を指導する。現地の天然ゴム産業の持続可能な発展を後押しする。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月13日