外交部（外務(wù)省）の汪文斌報道官は23日の定例記者會見で、「日本の安倍晉三元首相と臺灣の蔡英文『総統(tǒng)』による先日のオンライン対談」に関する記者の質(zhì)問に答えた。

汪報道官は、「まず、あなたの表現(xiàn)を正したい。臺灣地區(qū)は中國領(lǐng)土の不可分の一部であり、臺灣地區(qū)に『総統(tǒng)』などいない。中國は中國と國交のある國と臺灣地區(qū)とのいかなる形の公的交流にも斷固として反対し、臺灣地區(qū)がいかなる公的協(xié)定や公的組織に加入する事にも斷固として反対する。この立場は一貫した、明確なものだ。日本はかつて半世紀(jì)の長きにわたって臺灣地區(qū)を植民地支配し、書き盡くせぬほどの罪を犯したのであり、中國人民に対して重大な歴史的罪責(zé)を負(fù)っている。日本國內(nèi)の一部政治勢力が公然と『臺灣獨立』勢力と結(jié)託し、臺灣地區(qū)問題においてあれこれ口出しをすることに、中國側(cè)は斷固たる反対と強い不満を表明するものであり、すでに日本側(cè)に厳正な申し入れを行った」と表明。

そして、「臺灣地區(qū)問題とウクライナ問題は本質(zhì)的に異なり、いかなる比較もできない。臺灣地區(qū)は中國の事であり、日本には関係ない。臺灣地區(qū)をウクライナと同列に論じて、臺灣地區(qū)との関係におけるブレイクスルーを扇動する日本國內(nèi)の一部の動きは危険であり、徒労でもある。我々は日本側(cè)の特定の政治屋に対して、歴史を深く反省し、中日間の4つの基本文書の原則及び既定の約束を的確に遵守し、臺灣當(dāng)局といかなる公的交流も行わず、『臺灣獨立』分子を後押しして力づけることをせず、臺灣地區(qū)問題において言動を慎み、挑発して問題を引き起こすのを止めるよう厳粛に促す」とした。

汪報道官はまた、「我々はウクライナ危機の勃発以來、民進(jìn)黨當(dāng)局がこれを利用して話題を操作し、人心を惑わして、『臺灣獨立』という主張を助長していることにも注意を払っている。これは全く無駄なことである。民進(jìn)黨當(dāng)局がどんな手口を弄そうとも、臺灣地區(qū)が中國の一部であるという事実は変えられず、臺灣地區(qū)が必ず祖國に復(fù)帰するという大勢を押しとどめることはできず、『臺灣獨立』勢力を最終的な壊滅という結(jié)末から救うこともできない」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月24日