中國科學(xué)院昆明動物研究所が13日に明らかにしたところによると、同研究所の胡新天氏の研究チームが複數(shù)の機(jī)関と最新の研究を行った結(jié)果、相関色溫度の低い人工照明光源により若いアカゲザルの眼軸の発育を遅らせることが分かった。眼軸の過度な成長が青少年の近視の主因であるため、この研究結(jié)果は青少年の近視予防に新たな手段と方法を提供すると期待されている。科技日報(bào)が伝えた。

相関色溫度の低い照明は、若いアカゲザルの眼軸の成長を明らかに遅らせ、近視を減少させる効果を発揮する。畫像提供は中國科學(xué)院昆明動物研究所

「ここ數(shù)十年にわたり、居住及び學(xué)習(xí)環(huán)境における照明條件の大きな変化により、近視の発癥率が急上昇している。これは光環(huán)境が近視発生?進(jìn)行の重要な原因であることを示している」。研究員の胡氏によると、相関色溫度は光源のスペクトル成分をある程度反映できるという。研究チームは中國科學(xué)院心理研究所、半導(dǎo)體研究所及び中國建築科學(xué)研究院と協(xié)力し、32匹の子猿を研究対象に異なる相関色溫度からなる4種の典型的な光源を採用し、相関色溫度と眼軸の成長の間の関連性を研究した。365日の観察を経て、相関色溫度が低かったアカゲザルの眼軸の成長が、相関色溫度が高かった対照グループを明らかに下回っていた。そして観察期間全體において、この効果が持続的かつ安定的だった。

この成果は、一般的な照明の光源色溫度と眼軸の発育関係に関する初の體系的な報(bào)告となった。同研究成果は英文誌「Zoological Research（動物學(xué)研究）」に掲載された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月15日