北京はここ數(shù)日穏やかな晴れ間が広がり、気溫がぐんぐん上がっている。そのため、北京に間もなく春が訪れるのではと期待している人も多いだろう。北京市気象臺(tái)によると、北京の気溫は上昇傾向が続き、10日には最高気溫が18度に達(dá)する予想であるものの、春の訪れにはしっかりとした基準(zhǔn)があり、北京は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではまだ、気象的意義においての春は到來していない。そして、三寒四溫となるため、慌てて薄著にするのは控え、風(fēng)邪をひかないようにと注意を促している。北京青年報(bào)が報(bào)じた。
全體的な流れを見ると、冬と春のせめぎ合いにおいて、冬の勢力は次第に弱まっている。中國では、冬至の日から、最初の九日間を「一九」、次の九日間を「二九」というように、「九九」まで、9日間を9回?cái)?shù)え春を待つ習(xí)慣があるが、今月3日に「九九」に突入した。今後數(shù)日、北京市は晴れの天気が続き、気溫が上昇の一途をたどり、3日から11日の間、南郊観象臺(tái)の最高気溫は11度から18度、最低気溫は氷點(diǎn)下2度から5度となっている。うち、10日の最高気溫は、今回の気溫上昇の過程におけるピークを迎え、18度に達(dá)すると予想されている。
ただ、中國では春入りにしっかりとした気候基準(zhǔn)があり、その年の気溫の時(shí)系列データに基づいて5日間の平滑移動(dòng)平均気溫を算出して平滑移動(dòng)平均気溫の時(shí)系列データを割り出し、その後、平滑移動(dòng)平均気溫の時(shí)系列データが5日連続で10度以上となった場合、それに対応するその年の気溫時(shí)系列データのうち気溫が最初に10度を上回った日を春入りの日とすると定められている。北京の平均した春入りは3月30日で、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では気象的意義においての春は到來していない。そして、三寒四溫となるため、「春は溫かくなったからといってすぐに薄著になってはならず、秋は寒くなったからといってすぐに厚著にしてはならない」というのが鉄則となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月4日