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原子爐「華竜1號」の量産型、1基目のトップドームの據付に成功

人民網日本語版 2021年10月28日13:20

中國の國産第3世代原子爐「華竜1號」の量産型の1基目である中核集団漳州原発1號機のトップドームの據付が27日午前、成功裏に完了した。これは同原子爐が土木建築の施工段階から全面的な設備設置段階に入ったことを示しており、華竜1號の量産化のためにもしっかりした一歩踏み出した。新華社が伝えた。

華竜1號は現在の原発市場で最も受け入れられている第3世代原子爐タイプの一つであり、中國の原発が世界に進出するための「國の名刺」でもある。原子爐の設計壽命は60年で、爐心に177本の制御棒を採用し、制御棒の設計使用期間は18カ月。「能動?非能動」を組み合わせた安全システム及び2層格納容器などの技術を革新的に採用することで、その安全性は世界最高の安全基準を満たしている。

中核國電漳州エネルギー有限公司の社長を務める黨委副書記の宋豊偉氏によると、トップドームの據付は原発プロジェクトの建設における重要な節目の工事だ。建屋の頂部にあり、主に建屋內の完全性と密閉性を保証し、放射性収納物に対して鍵となる役割を果たすものだ。

華竜1號の1基當たりの年間発電量は100億kWh近くにのぼり、中等先進國の100萬人の年間生産?生活用電力の需要を満たす。同時に標準石炭消費を年間312萬トン、二酸化炭素排出を816萬トン削減し、7000萬本以上の植林効果に相當する。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年10月28日

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