福建省にある泉州職業(yè)技術(shù)大學(xué)の合格通知書には、世界遺産として登録された同省泉州市の「 宋?元時(shí)代の中國における世界のエンポリウム」の要素がたくさん描かれている。今週中に発送される予定の合格通知書は、同校が中國各地の合格者に古城?泉州をPRする「名刺」代わりとなっている。 中國青年網(wǎng)が報(bào)じた。

「合格通知書」のエメラルドグリーンの紙製立體型臺(tái)座には、世界遺産の要素がたくさん詰まっている。まず、一番手前の波立つ晉江には徳済門遺跡のほか、川に浮かぶ船があり、右側(cè)には中國で現(xiàn)存する中で最も長い海を跨ぐ石のビーム橋である安平橋があしらわれている。2列目には清浄寺や東西塔があり、3列目には楽器?琵琶を持った飛天が空を舞い、その下には泉州職業(yè)技術(shù)大學(xué)の校舎が立っている。そして、一番奧の背景になっている部分には、馬に乗った民族的英雄?鄭成功の姿が描かれている。

また、エメラルド色の箱には、宋?元の時(shí)代の帆船をモチーフにした、「泉大號(hào)」のキーホルダーなどが入っている。また、福建省の木造帆船「福船」のパーツも入っていて、新入生はそれを自分で組み立て、學(xué)校が企畫するコンテストに応募することもできるという。その他、同校が創(chuàng)立された年である1986年にちなんで、スペシャル版の「泉大號(hào)」を86個(gè)準(zhǔn)備。合格通知書にランダムに同封されて発送されるという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月4日