南部戦區報道官の田軍里空軍大佐によると、7月12日、米軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が中國政府の許可を得ずに、西沙諸島の中國領海に無斷で侵入した。中國人民解放軍南部戦區が海空兵力を組織して追跡?監視し、當該海域から退去するよう警告した。中國新聞網が伝えた。
田報道官は、「西沙諸島は中國固有の領土だ。米軍の行為は中國の主権と安全への重大な侵害、南中國海地域の平和と安定への重大な破壊、國際法と國際関係の準則への重大な違反であり、米國が航行という覇権行為で南中國海の軍事化を図っていることを示すまた一つの動かぬ証拠だ」と指摘。
「事実が物語っているように、米國は正真正銘の『南中國海の安全保障リスクメーカー』だ。我々はこれに激しい非難と斷固たる反対を表明する。このような挑発行為を即時停止し、海空の軍事活動を厳格に管理?コントロールするよう米國に促す。さもなくば、それによって引き起こされる全ての悪い結果は米國が負うことになる。戦區部隊は常に高度の警戒態勢を維持し、國家の主権と安全及び南中國海の平和と安定を斷固として守る」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月13日