上海戲劇學(xué)院の女子大生4人が、寮の部屋で中國テイストの曲として人気を集めている「赤伶」を京劇バージョンで歌う様子を映した動畫が最近、動畫共有サイト?bilibili(ビリビリ)で大きな話題となっている。4人は、女役の「青衣(しとやかな女性)」、「老旦(老女)」、「花旦(溌剌とした若い女性)」に分かれて「赤伶」を歌っており、そのスキルはプロ並み。中國古典音楽という伝統(tǒng)蕓能とポップカルチャーを組み合わせた獨特な味わいのある仕上がりの動畫となっている。
アイデア擔(dān)當(dāng)で、老旦として歌を披露している辺靖■さん(■は女へんに亭)によると、4人とも、5‐6歳の時から中國の伝統(tǒng)的な古典演劇に觸れるようになった。そして京劇を?qū)Wぶには1日平均13時間にも達(dá)するほどの辛く厳しい練習(xí)を積み重ねなければならないという。
辺さんは、「多くのクリエイターが中國テイストの音楽に京劇の要素を加えている。私たちは伝統(tǒng)蕓能を?qū)熼Tに學(xué)んでいるので、プロフェッショナルなスタイルで歌い、音楽を通して、一人でも多くの人に、京劇を始めとする伝統(tǒng)的な古典演劇に関心を持ってもらいたい」と話す。
4人が京劇バージョンで披露した曲は、ネットユーザーの間で人気を集めた。ネットユーザーたちは、「子供の時は伝統(tǒng)蕓能に興味はなかったが、4人の歌を聞いて、中國の文化に対する自信が突然心に湧いてきた」や「4人の動畫を見て、今まで聞かなかった伝統(tǒng)蕓能を聞くようになり、そして、それが好きになった」とのコメントを寄せている。
辺さんは、「実際には、みんな伝統(tǒng)蕓能が嫌いなのではなく、その素晴らしさに気づいていないだけ。伝統(tǒng)文化の発信者としては、こんなにたくさんの人に伝統(tǒng)蕓能を知ってもらい、多くの人が好きになっているというのは、とてもうれしいこと。一人でも多くの若者が伝統(tǒng)蕓能に興味を持つようになることを願っている」と話した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月22日