國家統(tǒng)計(jì)局が16日に発表した今年3月の大?中都市70ヶ所の不動(dòng)産価格データによると、同月の分譲住宅価格は前月と比較した上昇幅が基本的に安定し、一線都市の人気が引き続き高かったという。中國新聞社が同日に伝えた。
データを見ると、3月には大中70都市のうち、62都市で新築分譲住宅価格が前月比上昇し、2都市は前月の水準(zhǔn)を保ち、6都市は低下した。上昇した都市は前月より6ヶ所増え、21ヶ月近くぶりの最高を更新した。
中古住宅市場を見ると、70都市のうち、価格が前月比上昇した都市は58ヶ所で、前月より3ヶ所多かった。このうち一線都市は1%上昇して、上昇幅は前月より0.1ポイント減とやや縮小した。3月の北京の中古住宅価格は前月比1.4%上昇、上海は1.1%上昇、広州は1.4%上昇、深センは0.4%上昇し、上昇幅は二線都市の0.4%と三線都市の0.3%を明らかに上回った。
不動(dòng)産會(huì)社の中原地産の張大偉チーフアナリストは、「こうしたデータは一線都市が引き続き2021年のスタートの時(shí)期に不動(dòng)産価格の上昇をリードしたことを物語る。去年12月には一線都市の中古住宅価格上昇幅は0.6%の水準(zhǔn)を維持していたが、今年に入ってから上昇幅はずっと1%とそれ以上の狀態(tài)が続いている」と指摘した。
3月の不動(dòng)産市場の狀況について、貝殻研究院の許小楽チーフ市場アナリストは、「季節(jié)的要因に市場の期待の高さが加わり、今年3月には、中國の主要都市の不動(dòng)産市場の取引活発度が上昇した。同研究院のデータでは、3月の重點(diǎn)都市の中古取引量は2019年以來の単月の最高を更新し、市場取り引きの活発さが全國の不動(dòng)産価格を全體として押し上げた。しかし全體の上昇幅をみると、各線の都市の前月比上昇幅はいずれも1%以內(nèi)にとどまり、ここから価格上昇幅が全體として安定した狀態(tài)を保ったことがわかる」との見方を示した。
諸葛找房データ研究センターの陳宵アナリストは、「一線都市が相次いで価格調(diào)整を強(qiáng)化した後、市場の人気が一線都市から注目の二線都市へと移行する現(xiàn)象がみられた。北京、上海、深センが年初から調(diào)整を相次いで強(qiáng)化すると、市場での人気が低下し、価格上昇ペースが鈍化した。3月には、二線都市の新築住宅価格は前月比0.5%上昇し、上昇幅は前月より0.1ポイント拡大した」と述べた。
許氏は、「4月に大中都市の不動(dòng)産価格の上昇幅は全體として縮小するだろう」と予測した。同研究院のデータによると、4月に入ってから(不動(dòng)産情報(bào)サイトの)貝殻找房における50都市の中古住宅取引量は下方へと変動(dòng)する調(diào)整の流れを維持し、各線の都市の中古住宅景気指數(shù)は軒並み低下し、オーナーの市場への期待が減退したという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月21日