日韓がカーボンニュートラルという目標を相次いで発表したことについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は2日の定例記者會見で「中國は関係國がカーボンニュートラルという目標を発表したことを歓迎する。地球を守る行動に加わる國々がさらに増えていくことを希望する」と述べた。
汪報道官は「パリ協定の合意から今年で5年になる。國際社會は現在協力して、気候変動対策行動の志をしっかりと高め、共通の試練に対処するために知恵と力を出し合っている。先日閉幕した中國共産黨第19期中央委員會第5回全體會議(五中全會)は『國民経済?社會発展第14次五カ年計畫と2035年までの長期目標の策定に関する中共中央の提議』を審議?採択し、2035年までに社會主義現代化を基本的に実現するとの長期目標を打ち出した。これには生産?生活のエコスタイルの広範な形成、炭素排出量のピーク後の著実な削減、生態環境の根本的好転、『美しい中國』建設目標の基本的達成が含まれる。気候変動対策における中國の決意は揺るぎないものであり、協力意向は真摯なものであり、その行動は著実だ。中國はこれまでと同様に、世界の気候変動対策に一層の貢獻をしていく。これと同時に我々は開かれた姿勢で、地球を守る行動に加わる國々がさらに増えていくことを歓迎する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月3日