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アジア太平洋で最大容量の洋上風力発電機が発電開始

人民網日本語版 2020年07月14日10:37
アジア太平洋で最大容量の洋上風力発電機が発電開始

三峽集団が13日に明らかにしたところによると、中國初の10MW洋上風力発電機がこのほど、三峽集団福建福清興化灣2期海上風力発電所で発電?送電に成功した。人民日報が伝えた。

同発電機は福建省や広東省などの海域のⅠ類風ゾーン向けに設計されている。環境の適応性、設備の信頼性、風力利用率が大幅に向上し、超大型臺風に耐えられる。ハブの中心の高さは海面から約115メートルで、40階建てのビルに相當する。ブレード部分の直徑は185メートルで、ボーイング747を3機並べた幅に相當する。回転部分の面積は標準的なサッカーコート3.7面分。年平均10m/sの風速の條件下で、1基あたりの毎年の発電量は4000萬kWhで、石炭消費量を1萬2800トン、CO2排出量を3萬3500トン削減できる。3人家族2萬世帯の正常な電力消費の需要を満たすことができる。

これは中國が獨自に研究開発した、1基あたりの容量がアジア太平洋地域で最大の、世界で2番目の洋上風力発電機で、中國の洋上風力発電機の1基あたりの容量の記録を更新し、中國が10MW大容量海上風力発電機の獨自設計、研究開発、製造、設置、調整、運営の能力を備えたことを示しており、洋上風力発電重大設備の國産化を実現する重要な成果だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年7月14日

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