「測量で國際貿易を支える」報告會並びに計量試験?市場監督科學技術成果競売がこのほど、中國計量大學で行われた。現場で12件の科學技術成果が落札された。落札額は計1255萬元(1元は約15.5円)。うち競売開始価格が最高だったプロジェクト「新型ゼロブレード円錐型風力発電機の性能試験、シミュレーションと最適設計」は最終的に260萬元で落札した。科技日報が伝えた。
風力は再生可能なクリーンエネルギーで、各國が競うようにして開発している。従來の風力発電機は主にブレード、尾翼、タワー、発電機などからなっている。高コストで騒音が大きく、多くの土地を必要とするため、地方の生態環境に悪影響を及ぼしやすい。そこで、科學技術者はノーブレードの風力発電機」というアイデアを生み出した。これは振動に伴うエネルギーを電力にする新型裝置だ。
同プロジェクトの研究開発者で、中國計量大學計量試験工學院の聶徳明教授は、「従來の風力発電機のブレードはメンテナンスが必要でコストの負擔が拡大する。研究チームが設計したノーブレードはコストを40%近く削減し、敷地面積を30?50%縮小できる」と説明した。
天津風闖新エネルギー科技有限公司の董雷CTO(最高技術責任者)は同プロジェクトの落札後、「このノーブレード円錐型技術は効率の上限問題を解決し、土地の利用率も大幅に高まる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月8日