シンガポールの華字紙「聯(lián)合早報(bào)」にこのほど掲載されたシンガポール國立大學(xué)東アジア研究所の鄭永年教授の文章は、「米國などの國の政府が新型コロナウイルスとの闘いに苦戦している主な原因の一つは、科學(xué)より政治を優(yōu)先する姿勢(shì)だ」と指摘している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「科學(xué)より政治を優(yōu)先する西側(cè)諸國の新型コロナウイルスをめぐる問題」というタイトルの文章は、「西側(cè)諸國、特に歐米諸國と比べると、東アジア社會(huì)は新型コロナウイルスの封じ込めに比較的成功している。その成功のカギは、東アジア政府は新型コロナウイルスとの闘いにおいて、科學(xué)と政治の間のバランスを取ることができている點(diǎn)だ。科學(xué)より政治を優(yōu)先させると、最も効果的な方法を見つけて、國民の命を救うことはできない」と指摘している。
さらに、「政治的原因により、各國で責(zé)任逃れをする言論が聞かれるようになっているとはいえ、米國ほど多くの政府高官や國會(huì)議員が新型コロナウイルス拡散の責(zé)任を中國に押し付けることに躍起になっている國はほかにない。それら政治家がそのエネルギーを新型コロナウイルスとの闘いに集中させれば、どれほどの命を救うことができるか、よく考えるべきだ」との見方を示している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月14日