■専門家の論評

著名な経済學専門家で、國のトップレベルのシンクタンクに認定されている「中國（深セン）総合開発研究院」の郭萬達常務副院長は「この『意見』を打ち出したことは、深センと中國の今後の発展にとって重大な意義を持ち、國が深センに新たな使命、新たな位置付け、新たな任務を與えたことを意味する。國は深センに今世紀中頃までに競爭力、イノベーション力、影響力の際立って顕著な世界の模範都市となることを指示した。これは非常に高い位置付けだ。しかも國の支持には実に高い『実質(zhì)的価値』もある。例えば、深センを主要陣地として総合的な國家科學センターを建設し、粵港澳大灣區(qū)國際科學技術革新センターの建設において鍵となる役割を発揮させること、深センの5G、人工知能（AI）、サイバー空間科學?技術、バイオインフォマティクス?バイオメディカル研究室など重大なイノベーションの擔い手の建設を支持し、國際科學技術情報センターと全く新たな制度の醫(yī)學科學院の建設を模索するなどだ。さらに経済面だけでなく、國は法制、文化、民生、環(huán)境建設などの面でも具體的な指示を出したうえ、道筋を立てた」と指摘。

「深センによる先行モデル地區(qū)の建設は、中國の他の地域にとって目に見える手本となる。この目標を達成するためには、深センは改革と制度革新を拠り所とし、積極的に行動し、『安定した公正で透明性ある、予測可能な世界一流の法治化ビジネス環(huán)境』を築くとともに、香港との協(xié)力を強化し、香港の発展にさらに大きな空間を提供すべきでもある」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月19日