中國中央テレビ局(CCTV) のドキュメンタリー番組「如果國寶會説話(Every Treasure Tells a Story)」(全100話)の多言語版書籍が16日、北京で刊行された。中國新聞網が報じた。
ドキュメンタリー「如果國寶會説話」は、中共中央宣伝部、中央広播電視総臺、國家文物局が共同で実施した國家プロジェクト。現時點で、シーズン1と2が放送され、好評を博している。今回、シーズン1の書籍版が中國語と英語、フランス語、スペイン語で、シーズン2の書籍版が中國語で刊行された。
內容の構成を見ると、書籍版は、ドキュメンタリーで毎回紹介される國寶25點全てをカバーしており、各國寶の背後にある、あまり知られていない変化に富んだエピソードを、生き生きと紹介している。また、文化財の製作工程などの紹介も添えられており、その內容全體を通して知識を増やすこともでき、人文的な要素や蕓術性も備えている。
今後、書籍版は各シーズンともに中國語と英語、フランス語、スペイン語、アラビア語で刊行される計畫だ。最終的に全4シーズン、20巻が刊行される。多言語で発行される書籍版を通して、中國國內外の読者に國寶文化財100點をめぐるエピソードや製作工程、その背後にある中國文化、歴史などを紹介する。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月19日