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専門家「米國に日韓紛爭は解決できない」

人民網日本語版 2019年07月29日16:19

エスカレートし続ける日韓の角逐に、このほどまた新たな可変的要素が加わった。人民日報海外版が伝えた。

韓國?聯合ニュースによると、ボルトン米大統領補佐官(國家安全保障擔當)が23日午後、在韓米軍の烏山空軍基地に到著し、2日間の訪韓を始めた。日韓両國の貿易紛爭が日増しに激化する中、ボルトン氏が両國を立て続けに訪問したのには、「重要な同盟國及び友人である日韓両國と対話をする」目的があった。米國が表に出て「仲裁者」の役割を演じるのは、デビッド?スティルウェル國務次官補(アジア太平洋擔當)が日韓を訪問しながら明らかな成果を得られなかったのに続くものだ。ボルトン氏の訪問が日韓の緊張を緩和し、両國間の貿易紛爭解決に転機をもたらすことができるのかどうか、國際世論は注目していた。

■3カ國の同盟関係を維持

米國は當初、日韓の貿易摩擦に傍観的姿勢をとり続けてきた。だが今になって靜観という中立的姿勢を改め、仲裁に入ってきたのは、どのような考えに基づくものだろうか?中國社會科學院米國研究所外交研究室の袁征主任は「1つには、日韓が協議を通じて問題を解決できなければ、貿易紛爭がさらにエスカレートし、米日韓3カ國の同盟関係に影響が及ぶ恐れがある。また、米韓関係は比較的デリケートだ。韓國は日本が制裁を課した半導體材料を他のルートで補う必要があり、韓國が経済面で他國に傾く可能性を排除できない。米國はそれを望んでいない」と指摘する。

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