生姜は一般的な調味料で、中國の伝統醫學においては胃を溫め寒気を払うとされている。生姜はなぜ體を溫めるのだろうか。ある新たな研究は、生姜の活性成分及びその関連の代謝過程を分析し、現代科學の角度からその分子メカニズムを説明した。新華社が伝えた。
蘭州大學の研究者が米International Journal of Computational Biology and Drug Design誌(最新號)に掲載した報告書によると、彼らは生姜の2種類の主要活性成分である6?ショウガオールと6-ジンゲロールを分析し、その調節可能なタンパク質を見つけ出した。それから関連タンパク質と化合物の間で起こりうる相互作用を羅列し、胃腸內で発生する関連反応シーンを構築した。
研究によると、この2種類の活性成分は體內のアデノシン三燐酸、グリコーゲン、グリセリド、脂肪酸などに対して調節作用を持つ。うち5つの代謝プロセスはショウガの體を溫める効果と関連している。
研究者は、この成果は現代科學の角度から中國の伝統醫學における生姜の使用を説明し、中國醫學の現代化を支えると判斷した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月3日