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「一帯一路」沿線は今や世界2位の貿易ブロック 研究報告書

人民網日本語版 2019年05月09日11:14

中國內外の4つの機関が7日、共同で報告書を発表した。それによると、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線はすでに北米自由貿易協定(NAFTA)を抜いて、歐州連合(EU)に次ぐ世界2位の貿易ブロックに成長し、貿易のメリットが顕在化しつつあるという。中國新聞社が伝えた。

この中國國際経済交流センター、対外経済貿易大學、リフィニティブ(前身はトムソン?ロイターのフィナンシャル&リスク部門)、國家開発銀行が作成した「『一帯一路』貿易投資指數報告」によると、「一帯一路」建設により東南アジア、西アジア、中央アジア、中歐、東歐などさまざまな地域の優位性が十分に発揮されて、沿線のエコノミーの間で貿易をめぐる連攜がますます密接になっている。EUやNAFTAと比較すると、「一帯一路」沿線エコノミー間の貿易がグローバル貿易に占める割合が目に見えて上昇しており、2017年は13.4%に達して、EU內部貿易の65%に相當する規模に発展した。

同報告の見方によれば、「一帯一路」內部地域の貿易の結びつきが絶えず強まり、ASEANを中心とする貿易圏が徐々に形成されている。これは現在のグローバル貿易局面と一致する。商品構成をみると、中國と「一帯一路」沿線エコノミーとの貿易で量が最も多いのは機械設備で、その次は原油や鉱物性燃料などの大口商品だ。

同報告の投資に関する記述によると、「一帯一路」沿線國?地域が世界で最も重要な外資の流入先となり、17年には世界の外資流入量に占める割合が30%を超え、NAFTAの23%、EUの21.2%も超えた。東南アジアは「一帯一路」沿線の外資導入および対外投資の主要エリアになっているという。

また同報告は、現在、「一帯一路」沿線のエコノミーは貿易や投資を発展させる上で、インフラの脆弱さといった要因に引き続き制約されている。今後は貿易の自由化と円滑化を大々的に推進し、貿易コストと非関稅障壁をさらに引き下げ、鉄道、航空、パイプラインなどのハードインフラ、制度などのソフトインフラの相互接続を強化する必要があると指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年5月8日

  

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