ユンケル歐州委員長は現地時間18日、王毅國務委員兼外交部長(外相)とブリュッセルで會談した。
ユンケル氏は「EUと中國は4月に新たな首脳會議を行う。私は李克強総理の訪問を楽しみにしている。『相互尊重』『小異を殘して大同につく』『協力拡大』の精神に基づき、重要事項で新たな進展を得る後押しをし、首脳會議が前向きな成果を得るようにしたい。EUと中國は友好的戦略パートナーだ。雙方が助け合い、手を攜えて共に歩み、世界全體の幸福と人類の前途のために共通の責任を擔い、次期EU機関のために良好な関係を維持することを希望する」と表明した。
王部長は「私は今日、モゲリーニ上級代表と中國EUハイレベル戦略対話を行い、EU28カ國外相との合同対話も行った。合同対話は初めてであり、良い効果を挙げ、信頼を増進し、疑念を解き、理解を増進し、共通認識を形成し、協力を促進する作用を果した。われわれはEU側と共に努力して、重點分野の協力及び中國EU投資協定交渉が新たな進展を得る後押しをし、今年度の會議が前向きな成果をさらに多く得るようにするとともに、中國EU関係が次の段階で一層の発展を遂げるために良好な基礎を固め、中國とEUの包括的な戦略的パートナーシップを新たな段階へと押し上げ続けたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年3月20日