中國中央テレビは18日夜、右手に義手をつけている女性の林安露さんが義手を脳でコントロールし、ピアニストの郎朗とピアノを合奏する番組を放送した。これはブレイン?マシン?インターフェース(BMI)技術(shù)の重大な突破であり、同技術(shù)が実用化に向け再び一歩を踏み出したことを意味する。新華網(wǎng)が伝えた。
同技術(shù)は人の脳と外部の電子設(shè)備を結(jié)びつける。同技術(shù)の理論が打ち出されてから実踐?発展に至るまですでに數(shù)十年が経過しており、大きな進(jìn)展はなかった。マクロ政策の支援と資本市場(chǎng)の介入により、同技術(shù)は近年すでに成熟に向かっている。BMIは人工知能(AI)の次世代の技術(shù)と呼ばれている。
林さんが使用したスマート義手は、テクノロジー企業(yè)のBrainCoが開発したものだ。同社の関係者によると、スマート義手は腕の筋肉と神経の意識(shí)を結(jié)びつけることでコントロールする。裝著すると、使用者は自分に手があること(手を握る、指を動(dòng)かすといった感覚)を想像する。それからスマート義手は腕の筋肉と神経の信號(hào)を識(shí)別することで、使用者が意図する動(dòng)作を行う。
國際市場(chǎng)に流通している神経系統(tǒng)によってコントロールするスマート義手は、手を開いて閉じることしかできず、かつ40萬元(1元は約16.2円)以上と高額だ。一方、BrainCoのスマート義手の販売価格は2萬元以內(nèi)で、來年にも発売される見通しだ。同社の創(chuàng)業(yè)者である韓璧丞氏によると、同社はハーバード大學(xué)脳科學(xué)センターの科學(xué)者と共に、中國でサイボーグ研究開発センターを設(shè)立する予定だ。
BrainCoはBMIの最も困難な2つの分野の研究を進(jìn)めている。まずは脳波の意図、すなわち「人の脳の意識(shí)に対応し、これらの信號(hào)が何を意味しているのか」の分析だ。次の研究分野は、人類の學(xué)習(xí)に基づく獨(dú)自適応アルゴリズムだ。分かりやすく言えば人にロボットに慣れさせ、ロボットが認(rèn)識(shí)できる信號(hào)を出し、訓(xùn)練により協(xié)力関係を構(gòu)築することだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月20日
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