米國のスポーツウェアブランド「チャンピオン」は中國市場での事業拡大をさらに加速させるため、このほど北京に中國初の旗艦店をオープンした。公式微博(ウェイボー)は10日、チャンピオンの中國最大の旗艦店が北京三里屯太古里で開業したことを明らかにした。同じ日に成都遠洋太古里にもチャンピオンのショップがオープンした。「北京商報」が伝えた。
チャンピオンは世界の多くの國と地域にたくさんのショップがある。中國大陸部市場での発展ペースはこれまで比較的遅かったが、深セン市や上海市などの都市のショップ開設に続き、中國市場での店舗拡張ペースを加速させている。2015年にはECプラットフォームの天貓(Tmall)に進出し、公式海外旗艦店で試験的にオンライン販売を行うなどし、その2年後には杭州市に大陸部初の実店舗をオープンさせ、それ以來、深セン市、上海市、成都市、西安市などで次々新店舗を開設してきた。
親會社のヘインズブランズの18年度第2四半期決算によれば、グループの売上高は前年同期比4.2%増加の17億2千萬ドル(1ドルは約111.4円)に上り、粗利益は2.2%増の6億6千萬ドル、純利益は18.5%減の1億4100萬ドルだった。純利益減少は法人稅率引き上げと支払利息の増加によるという。このうち國際市場での小売チャンネルおよびオンラインチャンネルでの売上高は同20%増加し、総売上高の22%を占めた。注目されるのは、グループの中でチャンピオンブランドの業績が突出していたことで、同期の売上高増加率は18%に達した。18年第1四半期の親會社の売上高は6.6%増の14億7200萬ドルで、このうちチャンピオンの売上高が22%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月11日
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