昨年、ボランティアガイドに応募した西北師範大學敦煌學院の學生?杜蘭花さんは、「ほとんどの観光客は、莫高窟や敦煌に対する知識が限られているため、ガイドは機械的、かつ簡単に情報を伝えるだけではだめで、観光客に親切に説明しなければならない。実地テストで、『機械的』というのを理由に、不合格になってしまった」と話す。
去年の失敗を教訓に、杜さんは自身の弱點を集中的に強化し、今年ついに莫高窟のボランティアガイドになるという目標を達成した。「説明の過程で、自分の感じたことを観光客に伝えて、互いの距離が縮まるようにした。すると、観光客も自分の感じたことや見方を伝えてくれ、千年の歴史を誇る敦煌文化に対するさまざまな観點を伝え合うことができるようになった」と杜さん。
ボランティアガイドは莫高窟で1日に2萬歩以上歩きまわる日がほとんどで、にぎやかな莫高窟に靜けさが戻ってからようやく、疲れた體で學校に向かう車に乗る。そんなボランティアガイドたちの白いシャツについた汗のシミは彼らにとっては「勲章」のようなものだ。
西北師範大學敦煌學院共産黨青年団委員會の高軍徳書記は、「4年間で、學生計260人がボランティアガイドを務め、観光客100萬人以上を案內してきた。ボランティアガイドをすることで、大學生は蕓術的教養を養うことができるほか、自國の輝ける文化に誇りも持てるようになる。そして、ボランテイアを通して、莫高窟文化、ひいては敦煌文化をより多くの人に知ってもらうことができる」とその成果を強調する。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年9月4日
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