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北京地下鉄全線で攜帯端末による乗車料金支払いが可能に

人民網日本語版 2017年08月14日16:03

北京市政交通一■通公司(■は上と下が上下に組み合わさった字)は13日、地下鉄房山線での攜帯端末による乗車料金決済の試行に続き、同日より北京地下鉄全線で、攜帯?スマホをかざすことで乗車料金の支払いが可能となったことを明らかにした。現時點で、NFC機能(近距離無線通信)を備えた160種類の端末が同サービスに対応している。攜帯端末版一■通(交通カード)の利用において、もはやデポジットを納める必要はなくなり、払い戻し業務も可能となり、あらゆる外出シーンで攜帯端末が適用できるようになった。北京青年報が伝えた。

〇地下鉄全線で攜帯による乗車料金支払いが実現

北京地鉄公司と北京市政交通一■通公司は今年6月、房山線で攜帯端末による乗車料金支払いの試行をスタートさせた。

一■通公司によると、カード発行とチャージが非常に簡単に行えるため、わずか1ヶ月の試行期間に、同社の新規カード発行枚數は20萬枚に上り、1日の取引件數は前月比200%増の20萬件に達したという。

北京地鉄は14日、數多くの市民の地下鉄乗車の利便性を全面的に向上させるため、攜帯端末による乗車サービスを全線に拡大した。これにより、市民は攜帯端末版交通カードを持っていれば、北京地下鉄をスムーズに利用することができるようになった。地下鉄駅のほか、京港地鉄の各駅においても攜帯端末による乗車料金支払いが可能だ。市民は今後、攜帯端末さえ持っておれば、北京地下鉄を自由自在に乗り回すことができる。

〇攜帯端末版交通カードの利用にはNFC機能搭載が必要

北京地鉄公司が管轄?運行している15路線の旅客輸送量は、1日あたり延べ1千萬人近くに上る。このような狀況から、北京地鉄は「インターネット+」電子化決済のすう勢を受け、攜帯端末版交通カードというスマート外出用ツールを導入。地下鉄の片道乗車券や実體版交通カード以外の購入方法を乗客に提供するだけではなく、ネット環境に依存することなくカードの読み取りを実現した。


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