授業中、教師が出した課題に真剣に取り組むマシューさん(畫像提供:本人)
中國の経済発展と世界との繋がりがますます密接になるにつれて、中國で學習?就職?生活?観光旅行を行う外國人が増加している。國連の統計データによると、中國で居住する外國人は、1990年には37萬人だったが、2015年には97萬人に増加、年平均増加率は2.4%に上った。
微信(Wechat)のソーシャル機能「モーメンツ」や海外のSNSサイトにおいて、外國人が中國についてしきりに褒めていることに誰もが気づいているだろう。外國人の稱賛の対象となっているのは、美しい自然の風景、悠久の文化、人を虜にするグルメだけではない。中國人のライフスタイル、社會の治安?管理、一般市民の文明的素養、國家の革新的発展なども、ますます多くの注目や稱賛の的となっており、稱賛の數は多く、評価は高い。このような狀況について、ある中國人ネットユーザーは、「海外では中國に対して、『海外ボランティアのようだ』というイメージもある」とコメントしている。
どのような経緯やエピソードから、外國人は積極的に中國に高評価をつけているのだろう?ごく普通の外國人に接近して、彼らの率直な感想を聞いてみると、自分の國家や時代に対する我々中國人の認識が、さらに広範囲なものとなった。
〇「世界中が、中國人の全身全霊で物事に取り組む精神を學ぶべき」
マシュー?セッションズさんは、米國ユタ州出身の大柄で陽気な男性だ。2016年8月、北京語言大學予科教育學院に入學した。中國名は劉馬賽。
マシューさんは次の通り話した。
「外國人にとって、中國で住むことは、中國語を學ぶ上で絶好のチャンスだ。さらに、ビジネスや科學技術など、自分が興味を抱いているさまざまな分野に足を突っ込むことができる。中國は、これらを學ぶのに最適な場所の一つだ。中國に來て最初の2ヶ月は、テンポの速い生活のリズムに慣れるのに最も苦労した。だが、だんだんと適応できるようになった。中國での生活は、不思議なほど便利だ!淘寶網でのネットショッピングやオンラインでの出前注文が大好きになった。驚くべき生活の利便性とスピード性は、実に素晴らしい」。
「ああ、それから、微信(Wechat)ペイメント、アリペイ、シェア自転車、タクシー配車アプリ『滴滴打車』もある。米國でもこのようなアプリやサービスがもっと開発されることを切に願っている」。
ここまで話したマシューさんは、非常に興奮した面持ちで、「中國での生活は、あまりにも便利すぎる!」と2度繰り返した。そして、シェア自転車サービスについて、「北京では、どこででもシェア自転車を利用することができる。便利で安いだけではなく、このアイディアは本當に素晴らしい!」と続けた。マシューさんには、米國に留學した中國人の友人がたくさんいる。「彼らは渡米後、中國に居た時ほど便利ではなくなったことを感じ、適応できずにいるようだ。この分野では、米國は中國に遠く及ばない」とマシューさん。
マシューさんは、中國の文化が極めて受容度が高く、外國人は中國で非常に快適に生活できると感じている。「どこに行っても、中國の人々は僕を歓待してくれる。中國人はとても開放的かつ友好的で、進んで他人を助けてくれる。道で誰かを捕まえて質問をしても、相手がどんな人でもすぐに僕を助けてくれる」と彼は話す。授業のない時、マシューさんはよく友人とシャオチー(軽食)を食べに行く。何時に出かけようと、安全面での心配は無用だという。彼は、「いかなるときでも、僕は身の安全については心配していない」と述べた。
マシューさんは中國人について、「勤勉な國民」という深い印象を抱いている。彼は、「今までに、中國人ほど努力を怠らずに仕事をしている國民は見たことがない。僕は、仕事や學習に対して全身全霊で取り組む中國人の精神を、世界中の人々が見習うべきだと思っている」と強調した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月7日
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