黃巖區の南宋時代の趙氏の墓で出土した衣裝。(畫像は中國シルク博物館が提供)
「消毒、高畫質スキャン、3D記録、CRスキャン……。ここ一年、私たちのチームは時間と競い合いながら、800年眠っていた遺體の衣裝を応急保護してきた」。中國の紡績品文化財保護國家文化財局重點科研基地(中國シルク博物館)の周■(■は目へんに昜)副館長は15日、浙江省臺州市黃巖區の南宋(1127-1279年)の時代の趙伯▲(▲はさんずいに雲)の墓で出土したシルクの文化財の保護に関する記者會見で、そう語ったほか、「墓が開けられて整理され、今に至るまで、當館は墓から出土したシルクの文化財の応急保護作業をきちんと行ってきた。そして、完全なシルクの衣裝77品を確保した」と紹介した。中國新聞網が報じた。
趙氏の墓は、浙江省で出土した南宋時代の古墳のうち、唯一盜掘されていない古墳。加えて、趙氏は皇族であるため、非常に価値が高い。2016年5月6日、この墓が開けられ、整理作業が始まった。中國シルク博物館は紡績品文化財を取り出し、その応急保護を進めてきた。
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