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今年の宇宙事業が実現を目指す「小さな目標」とは?

人民網日本語版 2017年02月07日15:06

中國最大かつ最新のロケット発射場である海南文昌衛星発射センターが昨年、その稼働を開始した。ロケット「長征5號」と「長征7號」の初飛行任務が行われ、宇宙実験室「天宮2號」と有人宇宙船「神舟11號」がドッキングを実現した。昨年の宇宙事業はサプライズの連続だったが、今年はどのような発展を見せるだろうか。2017年の宇宙事業カレンダーにはどのような「小さな目標」が記されているのだろうか。中國放送網が伝えた。

◆「天舟1號」、4月に宇宙給油を実施

天舟1號は全密封型補給船で、離陸重量は13トン、物資輸送能力は6トン。船內は2部屋で、5トンの貨物を宇宙に送り屆ける。

中國有人宇宙事業弁公室副主任の武平氏は「上半期には長征7號ロケットで天舟1號を打ち上げ、天宮2號とドッキングさせる」と話した。

中國有人宇宙事業弁公室主任の王兆耀氏は「天舟1號は主に、宇宙飛行士の消耗品、食べ物や使用品、推進剤、メンテナンス用の設備?道具、試験裝置など、宇宙ステーションの消耗品を輸送する。また宇宙ステーションの廃棄物を処理する」と説明した。

◆「北斗3號」、7月頃に世界展開

衛星測位システム「北斗」は現在、衛星14基と地上の観測點32カ所による、宇宙と地上で連動する北斗2號システムを形成している。中國は2015年以降、北斗世界測位試験衛星を5基打ち上げている。現在すでに試験と検証を終えており、「北斗3號」衛星はほぼその調整を完了しつつある狀態だ。


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