これまでの春節連休では初日に各地の観光地で閑古鳥の鳴くのが一般的だったが、今年は初日からにぎわいをみせた。今年の連休初日の27日、甘粛省が受け入れた観光客數はのべ86萬500人で同22.1%増加し、観光収入は5億2千萬元で同25.9%増加した。海南省の休日モニタリング対象の重點観光エリア?スポット72カ所の観光客數はのべ56萬400人で同48.5%増加し、観光収入は4666萬元で同66.49%増加した。海南省を訪れた観光客はのべ15萬人で同25%増加した。
▽家族で世界へ 世界に広がる中國春節旅行
「全國観光団體ツアーサービス管理システム」によると、今年の春節連休期間に、海外に出かけた中國國民は約615萬人で同約7%増加した。このうち団體ツアーに參加した人は37萬4千人で同2.5%の増加だった。
香港入境事務処が発表したデータによれば、春節連休に香港を訪れた大陸部からの観光客は69萬7千人で同3.7%増加した。澳門(マカオ)特別行政區政府観光局が発表した入境観光客統計データでは、春節連休に澳門を訪れた大陸部観光客は53萬3千人で同8.5%増加した。
海外個人旅行者や海外フリーツアーの參加者が増加し、ハイクラスの海外旅行が急速な伸びを示した。海外旅行市場の顧客の居住地をみると、沿海地域の発達したエリアや北京?上海?広州?深センといった一線都市から二線都市、三線都市へと拡大している。たとえば広西チワン族自治區は顧客の伸びが著しく、海外観光客數の省區市別番付で順位を上げた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月3日
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