外交部(外務省)の耿爽報道官は15日、南中國海の島や礁に中國は武器を配備するのかとの質問に「中國側が自らの國土に必要な國土防御施設を建設、配備するのは完全に正常なことだ」と述べた。
【記者】米シンクタンクが公表した最新の衛星畫像によると、中國は南中國海の7つの島?礁に武器を配備した。これについて確認をいただけるか。中國側は南中國海の島?礁を「軍事化」しない」との約束を堅持しているか。
【耿報道官】そのシンクタンクの言う具體的狀況については把握していない。南中國海諸島は古來中國領であり、中國側が自らの國土に必要な國土防御施設を建設、配備するのは完全に正常なことだ。これは國際法の認める主権國の正常な権利であり、いわゆる「軍事化」とは無関係だ。
中國側は南中國海地域の平和?安定をASEAN諸國と共に維持すべく盡力している。近年、中國とASEAN諸國の共同努力の下、南中國海情勢は平穏化し、積極的で平和的な方向へと発展している。中國側は関係國が中國とASEAN諸國の努力を尊重し、南中國海情勢の好転という積極的な基調を維持することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月16日
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