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日本公益社団法人?服飾文化研究會が中國婦女児童博物館に著物贈呈

人民網日本語版 2016年11月10日13:09

文化を伝えてくれた中國に感謝を表そうと、日本の公益社団法人?服飾文化研究會は8日、中國婦女児童博物館に、華やかな「打掛」と「黒引き振袖」を無償で贈呈した。中國新聞網が報じた。

「打掛」と「黒引き振袖」にはそれぞれ60年、90年の歴史があり、結婚式の時に新婦が著用する。同會の渡辺知恵會長(86)によると、それぞれの著物に描かれている鶴、鳳凰、ボタンなどの柄は、古代中國から日本に伝わったもので、織ったり、染色したり、刺繍を入れたりする技術も中國から伝わった。

渡辺會長は、「著物を贈呈することで、一人でも多くの中國の方に、中國文化は日本で非常に重視されてきたことを知ってもらいたい」と語った。

中國婦女児童博物館の劉華彬?副館長が、同會に収蔵証書を授與し、「中國と日本は一衣帶水の隣國。両國間の文化交流の歴史も長い。この2著の著物は非常に気品があり、知恵と伝統技術の結晶であるだけでなく、人類の貴重な文化遺産でもある。當館はこれをきっちり保存?保管し、來場者に鑑賞してもらう。そして、後の世代にも知ってもらい、さらには継承してもらう」と語った。

渡辺會長は2著の著物の著付けの仕方も披露。「毎年、中國人留學生を招いて、振袖を試著してもらっている。若い人が來ると、遠くから親戚の子供がやって來たかのようで、とても親しみを感じる」と話した。

服飾文化研究會は非営利団體で、1975年に創立された。會員のほとんどが服飾文化を愛する一般の主婦だ。

中日の若者の文化交流を促進しようと、代表団は今後、北京語言大學や北京外國語大學でも、著物の試著イベントを行う計畫だという。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年11月10日

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