河北省の張傑輝副省長はこのほど、張家口市低炭素冬季五輪模範エリアの建設がこのほど、國家発展改革委員會の認可を得たと発表した。今回の建設における重要ポイントは、再生可能エネルギーの発展だ。張家口市は2020年までに2000萬kWの新エネのネットワーク敷設と送電を実現し、2022年には、五輪競技場の電力の100%を新エネで賄う計畫だ。科技日報が伝えた。
張家口市は中國初の1000萬kW級風力発電拠點7ヵ所のうちの一つで、風力エネルギーと太陽エネルギーが豊富だ。世界エネルギーネットワーク発展協力組織主席、中國電力企業連合會理事長の劉振亜氏によると、張北県に位置する國家風力?太陽光貯蔵?送電模範プロジェクトは、世界初の風力?太陽光貯蔵?送電共同発電技術ルートを採用。風力発電、太陽光発電、化學エネルギー貯蔵裝置、スマート送電を「四位一體化」し、各機種による風力発電所、各形式バッテリーによる太陽光発電所、各種科學エネルギー貯蔵拠點を建設した。模範プロジェクトの総規模は、風力発電が45萬kW、太陽光発電が10萬kW、エネルギー貯蔵が2萬kWで、220kWのスマート変電所を合わせて建設している。発電所は過去4年間安全運行を実現しており、累計で17億kWhの安定的でグリーンな電力を送電している。これは57萬1200トン分の標準石炭を節約し、CO2の排出を122萬4000トン削減に相當する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月22日
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