雲(yún)崗石窟研究院の関係者は先ほど、中國三大石窟の一つである雲(yún)崗石窟のデジタル化プロジェクトの複數(shù)の科學(xué)研究プログラムに、重大な成果があったと発表した。3Dレーザースキャン技術(shù)により、洞窟內(nèi)の各方向の斷面図を生成することで、洞窟を多角的に示し、雲(yún)崗石窟の3D「デジタル資料」を構(gòu)築した。新華社が伝えた。

山西省大同市で開催された雲(yún)崗文化観光ブランド?デジタル化建設(shè)シンポジウムで発表された情報によると、雲(yún)崗石窟デジタル化の作業(yè)は2005年に始まった。大學(xué)や科學(xué)研究院との長期的な研究と模索により、近年徐々に高精度測量技術(shù)（3Dレーザースキャン技術(shù)）、地理情報システム技術(shù)（GIS）、コンピュータ科學(xué)、インターネット技術(shù)、高精度スキャン技術(shù)などの科學(xué)技術(shù)の手段を使い、雲(yún)崗石窟の貴重な文化財と歴史資料を永久保存する方法が徐々に構(gòu)築されている。

雲(yún)崗石窟研究院の張■院長（■は火に卓）は「この方法により石窟の彫刻のデジタル化への取り込み（幾何?色彩）?保存?展示などの難題が解消され、石窟のデジタル資料の作成、展示?研究?保護(hù)?総合管理などの良好な応用方法が得られた」と説明した。

また張院長は「石窟の現(xiàn)在の狀況が手に取るように明らかになっただけではなく、文化財の數(shù)年後の形態(tài)の変化を適時把握できる。文化財が自然災(zāi)害や人災(zāi)により損なわれた場合、高精度の修復(fù)が可能だ」と語る。

中國華北地區(qū)の北部に位置する山西省大同市の雲(yún)崗石窟は、中國最大規(guī)模の古代石窟群の一つで、45ヶ所の主要洞窟と、大小さまざまな穴が252ヶ所、石像が5萬1000體以上あり、ユネスコによって2001年に世界遺産に登録された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月8日