また同報(bào)告によると、同期に弱いバランス局面が新たに出現(xiàn)したため、第3四半期（7-9月）と第4四半期（10-12月）には政策による底上げが必要になり、供給側(cè)改革と経済の安定的運(yùn)営という2つの目標(biāo)に同時(shí)にしっかりと目配りすることが必要になる。下半期には物価上昇が分化傾向をみせ、生産者物価指數(shù)（PPI）は前年同期比低下幅が引き続き縮小して上昇への転換がみえるようになり、CPIは安定上昇して通年で2.0％の上昇となり、消費(fèi)財(cái)小売価格の増加幅は基本的に安定し、固定資産投資、不動(dòng)産投資、通貨供給（マネーサプライ）の増加幅はやや縮小し、通年の経済成長(zhǎng)率は6.6％前後に達(dá)して、今年の成長(zhǎng)率目標(biāo)下限の6.5％を上回る見込みという。

中國社會(huì)科學(xué)院財(cái)経戦略研究院総合経済戦略研究部の汪紅駒副部長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、弱いバランス局面の下で供給側(cè)改革が一定の成果を上げ、第2四半期の工業(yè)生産の累計(jì)増加幅はやや拡大し、消費(fèi)ニーズは改善され、民間投資の伸びは鈍化し、インフラ建設(shè)投資と不動(dòng)産投資にも下ぶれ圧力がかかった。工業(yè)経済の運(yùn)営狀況は引き続き大きな下ぶれ圧力に直面し、一部の地域や産業(yè)における持続的な低下現(xiàn)象には、特に高度な警戒を続ける必要がある」と話す。

16年下半期には、供給側(cè)改革と経済の安定的運(yùn)営の維持という2つの目標(biāo)をめぐってマクロ経済情勢(shì)が展開することになる。過剰生産能力の削減やバブルの解消、債務(wù)整理などの影響で、資金の需給が萎縮して投資の回復(fù)を制約し、経済成長(zhǎng)には引き続き下ぶれ圧力がかかる。物価については、過剰生産能力を削減し過ぎて売り上げの減少を招き、経済成長(zhǎng)にマイナスの打撃を與えることを防がなければならない。不動(dòng)産の売り上げはすでに鈍化傾向をみせており、不動(dòng)産投資も鈍化する可能性が高い。

同報(bào)告は下半期の経済政策について次のような提言をうち出した。▽供給側(cè)の構(gòu)造改革を深いレベルで推進(jìn)する▽債務(wù)のレバレッジを適切なタイミングかつ適切なレベルで改善する▽複數(shù)のルートを通じて経済の構(gòu)造調(diào)整のコスト分擔(dān)制度を構(gòu)築してゾンビ企業(yè)を整理する▽民間の固定資産投資を積極的に誘導(dǎo)する▽積極的な財(cái)政政策と安定的な金融政策を?qū)g施する▽構(gòu)造をめぐる政策を強(qiáng)化する▽各方面から輸出の伸びを促進(jìn)する、などだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月30日