毎年3月から5月にかけて、日本列島の南から北へと桜が順次開(kāi)花し、各地の人々が挙って花見(jiàn)を楽しむが、これは日本の獨(dú)自の風(fēng)物詩(shī)となっている。関東地方でも近日桜が満開(kāi)となり、東京各地の著名な桜スポットに國(guó)內(nèi)外の花見(jiàn)客が集い人の山と化した。人民網(wǎng)が伝えた。

東京上野公園の桜が先週満開(kāi)を迎え、連日多くの人が桜を一目見(jiàn)ようと公園を訪(fǎng)れた。地元住民が數(shù)人でグループを作って、家族や友人、同僚と桜の木の下にシートを敷いて、食事をしながら桜を鑑賞している。外國(guó)人観光客の多くは桜並木を歩きながら、寫(xiě)真を撮るなどして楽しんでいる。

花見(jiàn)という習(xí)慣は唐時(shí)代（618年-907年）に中國(guó)から日本に伝わり、次第に日本で発展し、今では花見(jiàn)といえば桜を鑑賞することを指すようになった。毎年3月から4月初めにかけて、日本の大多數(shù)の地域が春を迎え、桜の開(kāi)花がその重要なサインとなる。また、4月が入學(xué)シーズンでもあり、新しい財(cái)政年度の始まりでもあり、學(xué)生にとっても社會(huì)人にとっても新しい始まりを意味するため、日本人は花見(jiàn)に対し特別な感情を抱いている。

上野公園で友人と花見(jiàn)に訪(fǎng)れたある男性會(huì)社員は、毎年この時(shí)期になると友人とともにお酒を飲みながら花見(jiàn)を楽しむという。春に花見(jiàn)をすることは習(xí)慣となり、社會(huì)全體でも一つの文化となっているだろうと語(yǔ)った。（編集MI）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月6日