19日夜7時(shí)半、浙江省余姚市のあるネットユーザーが、「余姚市中國(guó)醫(yī)學(xué)病院のある高齢の醫(yī)師が、この時(shí)間になっても、食事もせずに並ぶ患者を診ている」と書(shū)き込み、真っ白の頭の醫(yī)師が、右手に食べかけの中華パンを持ちながらパソコンの畫(huà)面に向かっている畫(huà)像をアップした。デスクの上には、診察待つ患者のカルテが並んでいる。この投稿に、ネットユーザーが次々に「いいね！」を寄せた。そして、ネットユーザーによって、これは同病院の中國(guó)醫(yī)學(xué)の醫(yī)師?金中梁さん（76）と特定された。銭江晩報(bào)が報(bào)じた。

20日の取材で金醫(yī)師は、60年近くの経験を持つベテラン醫(yī)師で、1999年から同病院で働いていることが分かった。ネットにアップされた畫(huà)像について、金醫(yī)師は、「恰好悪い所をみせてしまって、恥ずかしい…」とし、「その時(shí)は確かに、夜ごはんをまだ食べていなかった。この中華パンも私の學(xué)生が差し入れてくれたもの。毎週土曜日に私は診察をしていて、1日に12－13時(shí)間かけて、40－50人診る。このようなことは、自分の醫(yī)師人生においても、いたって普通のことで、慣れている」と話した。そして、午後5時(shí)50分に取材に応じた際にも、まだ患者1人の診察が殘っていた。「この患者の診察が終われば、今日は早めに帰れる。今日は家で食事だ」。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年3月22日