春節(jié)(舊正月、今年は2月8日)が近づき、日本を訪れる中國人観光客が増えている。百度地図や「支付寶」(アリペイ)などの中國インターネット企業(yè)は春節(jié)に先立って日本に上陸し、海外でのサービス力を強(qiáng)化して、中國人観光客の海外旅行にさまざまな便宜を提供している。日本紙「日本経済新聞」によると、1月末、百度地図はサービス提供エリアを日本を含む海外4カ國に拡大した。支付寶は日本での取扱店數(shù)を春節(jié)前に倍増して約200店にするという。人民日報(bào)が伝えた。
百度の話によると、中國人の海外旅行客が激増する春節(jié)期間のチャンスをつかむため、數(shù)カ月前から準(zhǔn)備を始めており、百度地図のサービス提供エリアを大陸部、香港地區(qū)、澳門(マカオ)地區(qū)、臺灣地區(qū)だけでなく、日本、韓國、タイ、シンガポールにも広げた。國際版の百度地図はコンピューターおよび攜帯電話の顧客端末で利用でき、位置情報(bào)や検索などの機(jī)能が使える。第2四半期(4-6月)からは、レストランの紹介、評価、アクセス、ルートマップなどの機(jī)能を総合的に提供するという。
百度はここ數(shù)年、國際化の歩みを加速させてきた。海外にいるユーザーは8億5千萬戸を超え、月間有効ユーザー數(shù)は2億5千萬戸で、世界約200カ國に広がりをみせる。日本、インド、ブラジル、インドネシア、タイ、エジプトに支社があり、米國には研究開発センターが設(shè)立された。
春節(jié)に先立ち、日本の空港にあるローソン、近鉄百貨店、ビックカメラは支付寶による決済を?qū)毪筏俊?/p>
アリババ(阿里巴巴)傘下の螞蟻金融サービス集団は昨年9月、日本のリクルートライフスタイルと提攜し、支付寶が日本市場に進(jìn)出すること、リクルート傘下の17萬店舗のPOS端末のネットワークに接続することを明らかにした。支付寶を?qū)毪筏骏鹰氓幞椁螐緲I(yè)員は昨年12月、「店で買い物する外國人観光客の約5割は中國からで、中國人観光客のためにより便利な決済環(huán)境を作り出したい。現(xiàn)在、一部の店舗は支付寶による決済に対応しており、今後は利用可能な範(fàn)囲が拡大する」と述べた。