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2016年1月8日  
 

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中國の宇宙機打ち上げ回數、2016年は20回を突破へ

人民網日本語版 2016年01月08日11:24

中國航天科技集団公司が6日に発表した情報によると、中國の宇宙機打ち上げ回數は2016年に初めて20回を突破し、うち15回が重大任務もしくは初の打ち上げとなる見通しだ。中國新聞社が伝えた。

「長征シリーズ」ロケットは、2015年末までに222回打ち上げられた。同社の2016年初の業務會議で発表された情報によると、今年は通年で20數回の宇宙機打ち上げが計畫されている。うち有人宇宙飛行事業では「長征7號」ロケットの初の打ち上げ、有人宇宙船「神舟11號」、宇宙実験室「天宮2號」の打ち上げを実施する。また、「長征5號」ロケットが初めて打ち上げられるが、これは月探査プロジェクトの今後の任務の推進、宇宙ステーション打ち上げ計畫の実施に対して重要な意義を持つ。注目を集めている海南文昌衛星発射場も2016年に、長征5號、7號の初の打ち上げでデビューを果たすことになる。

また北斗衛星測位システムは、2基の北斗衛星の打ち上げ任務を遂行し、地域測位システムの安定稼働を保証する。國家國防科技工業局重大特別プロジェクトセンター長、高分解能衛星特別プロジェクトチーフデザイナーの童旭東氏は、「地球観測衛星の高分3號と5號を2016年に打ち上げる。前者の分解能は1メートル級で、後者には高スペクトルカメラが搭載されるほか、多くの大気環境?成分探査設備が搭載され、大気中の汚染物質を間接的に観測できる可能性がある。2020年までに、先進的な陸地?大気?海洋の地球観測システムを構築する」と話した。

2015年の宇宙事業では、多くの科學衛星が姿を現した。中でも、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた、暗黒物質粒子探査衛星「悟空」は最も注目を集めた。「悟空」のような科學実験に特化した多くの衛星が、今後1年間に渡り數多く登場する。その中には量子科學実験衛星、帰還型科學実験衛星「実踐10號」、硬X線変調望遠鏡衛星などが含まれる。中國人はこれらの科學衛星を通じ、宇宙探査の手を宇宙のより奧深くに伸ばせるようになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年1月8日

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