商務(wù)部（商務(wù)省）の高虎城部長はこのほど第12次五カ年計畫（十二五）以降のビジネス?fàn)顩rを紹介する中で、2015年の中國のインターネットを通じた小売額が4兆元（1元は約18.6円）に達し、世界1位になる見込みであることを明らかにした。「羊城晩報」が伝えた。

高部長によると、「中國の流通の現(xiàn)代化レベルは著しく向上し、全國の商品取引市場（に出店する店舗）は8萬店を超え、このうち規(guī)模が1億元以上の店舗が5千店を超えた。2015年のネット小売額は4兆元に達して、世界1位になる見込みだ。消費が経済成長の第1のエネルギーになっており、15年の社會消費財小売総額は30兆元に達して、世界2位になり、消費の経済成長に対する貢獻度が60％に迫る見込みだ。世界一の貿(mào)易大國としての地位がより強固なものになり、十二五期間には、貨物輸出の年平均増加率が6.5％になり、世界シェアに占める割合は10年の10.4％から15年の約13.2％に上昇し、世界の主要エコノミーを大幅に上回る」という。

サービス貿(mào)易の年平均増加率は13.6％を超えて、世界2位になった。雙方向の投資が基本的なバランスを?qū)g現(xiàn)し、十二五期間には、実行ベース外資導(dǎo)入額は累計6200億ドル（1ドルは約120.5円）に達し、第11次五カ年計畫期間に比べて30％以上増加し、第三次産業(yè)の実行ベース外資導(dǎo)入額が占める割合が60％以上に上昇する見込みだ。同期には、対外直接投資の年平均増加率が14.2％となり、12年から3年連続で世界3位になった。15年の海外からの直接投資（金融分野を含む）は1350億ドルに上り、包括的な対外直接投資は1280億ドルに上るとみられる。経済外交の成果が著しく、「一帯一路」（1ベルト、1ロード）戦略が深いレベルで実施され、15年末には、中國と関わりのある國との貿(mào)易額が輸出入総額に占める割合が約4分の1に達し、域外の経済貿(mào)易協(xié)力區(qū)50カ所以上への投資と建設(shè)が行われ、請負プロジェクトは3千件を超えた。

高部長は、「目下、中國は名実ともに経済貿(mào)易大國となり、経済貿(mào)易強國への道を緩やかに進んでいる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月30日