中國農業部(省)の韓長賦部長は18日、中國乳業D20サミットで、「中國農業部は7年連続で生乳品質モニタリング計畫を実施している。メラミンなどの違法添加物のサンプリングの合格率は100%を維持しており、一定規模以上の牧場の生乳の乳タンパク質、乳脂肪の含有量は國家基準を大幅に上回る」と説明した。中國新聞網が伝えた。
中國乳業協會の元常務理事、乳業に詳しい王丁棉氏は、「品質安全の指標を見ると、中國の乳製品の一部の指標は歐米に劣らない。乳タンパク質の含有量を見ると、中國の牛乳の多くが3.0%を上回り、先進國の牛乳と同水準になっている」と指摘した。
王氏によると、メラミンの事件が発覚してから、國家は乳業への監督?管理を大幅に強化し、中國農業部は2009年から7年連続で生乳品質安全モニタリングを実施している。モニタリングのデータによると、中國の2014年の一定規模以上の牧場で生産された生乳の細菌數は1ミリリットル當たり17萬3000で、一部の企業は2萬を下回り、EUの50萬という基準を大幅に下回る。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月20日