6月18日、われわれは遺憾なことに香港の反対派議員が獨(dú)斷専行し、頑として反対票を投じたため、特區(qū)政府の提出した普通選挙法案が可決されなかったことを目にした。これは2017年に香港特別行政區(qū)行政長官が普通選挙ではなく、引き続き現(xiàn)行の行政長官選挙委員會(huì)による選挙によって選出されることを意味する。この結(jié)果は香港社會(huì)の世論の主流に背離するもので、中央政府も見たくなかった事態(tài)だ。香港の民主発展を阻害したことに対して、反対派は全ての責(zé)任を負(fù)わなければならない。

　反対派議員が普通選挙法案を否決したことは、民主に反対し世論の主流を軽視する逆行だ。普通選挙法案は香港各界の意見を幅広く聞いたうえで提出されたものであり、多數(shù)の市民の支持も得ていた。普通選挙法案は単なる民主の議題ではなく、香港の將來の発展にとっても極めて重要だ。香港復(fù)帰（香港返還）以來、政治制度発展の問題をめぐる政治的爭いは激しさを増し、経済発展、民生改善および各社會(huì)事業(yè)に深刻な遅滯をもたらした。2017年に行政長官の普通選挙を?qū)g現(xiàn)できれば、民主という香港市民の長年の宿願(yuàn)を果たすことができるだけでなく、香港社會(huì)も長年の政治的爭いから脫して、発展に力を集中することができる。反対派は民意を顧みず、市民の幸福を無視して、一個(gè)人?一黨の利益のために普通選挙法案を否決した。「民主」のスローガンを叫びながら反民主であるその真の姿が余すところなく暴露された。

　反対派が普通選挙法案に反対したことは、彼らが當(dāng)初から香港の民主発展を誤った道へ引き込もうとしてきたことの延長線上にある。民主の推進(jìn)者なのか、それとも阻害者なのかは、その発言を聞くだけでなく行動(dòng)も見る必要がある。現(xiàn)実を見ると同時(shí)に、経歴も見る必要がある。復(fù)帰前、反対派の一部は植民地支配者の側(cè)に立ち、香港に対する中國政府の主権回復(fù)を阻止し、香港特區(qū)設(shè)立の準(zhǔn)備作業(yè)を妨害した。2003年には香港経済が低迷し、早急な回復(fù)を要するという現(xiàn)狀を顧みず、「ダブル普通選挙」の即時(shí)実行を口実に社會(huì)抗?fàn)帳蛏郡辍⑸鐣?huì)を動(dòng)揺させようとした。2005年に香港特區(qū)政府が全人代常務(wù)委員會(huì)の決定に基づき、2007年の行政長官選出方法、2008年の立法會(huì)選出方法の段階的変更に関する法案を立法會(huì)に提出すると、彼らは頑として否決し、香港の民主発展の絶好の機(jī)會(huì)を失わせた。今日の場景は當(dāng)時(shí)となんと似ていることか！反対派のすることなすことは、彼らが香港の民主発展プロセスの撹亂者、破壊であることを物語っている。