米國防長官の中國に関する発言について、國防部（國防省）報道事務(wù)局が4日、記者の質(zhì)問に答えた。

　――米國のカーター國防長官はこのほど訪日した際、米日安保條約は日本の全ての施政範囲に適用され、米國は釣魚島（日本名?尖閣諸島）に対する日本の施政の現(xiàn)狀を損なういかなる一方的な威嚇行為にも反対すると表明。南中國海の島や礁での中國の建設(shè)行為に対しても懸念を表明し、こうした行動は南中國海の島や礁の軍事化と地域情勢の緊張を激化させ、中國とASEANとの約束に合致しないと述べた。これについてコメントは。

　釣魚島及びその附屬島嶼（日本名?尖閣諸島）は古來中國固有の領(lǐng)土であり、この事実はいかなる人物の発言によっても変わらない。國家の領(lǐng)土主権を守る中國の政府と軍の決意と意志は確固不動たるものだ。米日同盟は冷戦時代の二國間の取り決めであり、第三國を標的とすべきではなく、地域の平和と安定を損なうべきでない。

　南中國海問題における中國側(cè)の立場は一貫した、明確なものだ。中國側(cè)の駐屯する島や礁での活動は合理的、合法的で正當な行為であり、他國に干渉する権利はない。米側(cè)は無責任な発言を止めるべきであり、他國の関係に水を差し、情勢を緊張させることをすべきでない。現(xiàn)在中米両軍関係は良好な基調(diào)で発展し、雙方は新型の軍事関係の構(gòu)築に盡力している。われわれは米側(cè)に対して、言動を慎み、両軍関係の健全で安定した発展のために良好な環(huán)境を築くよう促す。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月13日