中國北車株式有限公司は26日に公告を発表し、傘下の米國法人が米國?マサチューセッツ州のマサチューセッツ灣交通局(MBTA)とボストンの地下鉄レッドラインおよびオレンジラインのプロジェクト契約に調印したことを明らかにした。総額は約41億1800萬元(1元は約18.9円)に及ぶ。新華社が伝えた。
MBTAは昨年10月23日、中國北車から地下鉄車両284車両を調達し、レッドラインとオレンジラインに投入することを決定した。これは中國の軌道交通設備が米國に進出した初めてのケースとなった。中國北車は今後、米國に軌道交通の研究開発製造基地を設立し、米國人の社員を雇用してこれを育成し、生産の現地化を実現させるとしている。
このたびの契約で取り引きされる地下鉄車両の営業速度は時速63マイル(102キロメートル)で、定期的なメンテナンスと大規模な修繕を行えば、設計上は年間8萬マイル(12萬9千キロメートル)の運行が可能だ。耐久年限は30年以上。構造の強度、安全制御などの面で米國の基準に対応している。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年1月27日