中國國內の複數の主要サイトがデマ根絶のために共同で立ち上げているプラットホームと、中國のQ&Aサイト「百度知道」は13日、共同で「2014年のデマ?トップ10」を発表。「○○を食べたらもっと健康に」系のデマが8席を占めた。最近、ネット上で話題になっていた「殻が白い卵のほうが栄養がある」や「キクラゲや豚の血は肺をきれいにしてくれる」、「焼肉を食べた後にナシを食べたらガン予防になる」などは、全て「デマ」だ。新京報が報じた。
その他のデマ
北京市インターネット情報弁公室と首都インターネット協會の指導の下発表された同リストには、生活と密接な関係がある「デマ」が並んでいる。トップ10には他に、「加熱された水道水中の塩素は発がん性がある」、「オクラを食べると糖尿病が治る」、「モヤシに含まれているホルモンは発がん性がある」、「高濃度酸素水を飲むと酸素を補給できる」、「果物の酵素はデトックス?美容効果がある」、「ウェットティッシュは有害」、「攜帯の電磁波でやけどする可能性がある」---などが含まれていた。
関連の擔當者によると、これらのデマはまことしやかであるため、健康でありたいという願いから多くの人が信じてしまう。同ランキングは、関連のサイトの検索數を基に、ネットユーザーが最も関心を示しているものの、確実に「デマ」である説をまとめた。
トップ10のうち、最も検索數が多かったのは、「殻が白い卵のほうが栄養がある」で1096萬回。2位は、「キクラゲや豚の血は肺をきれいにしてくれる」で、829萬回だった。
デマ根絶に一層の力
擔當者は、「デマを根絶するためには、ネットユーザーや社會の協力が必要。北京市インターネット情報弁公室と首都インターネット協會は今後、管轄地にあるインターネット企業に対する指導を強化し、インターネットのメリットを十分に活用しながら、権威ある機構や専門家を招いて能力を高め、ネット上のデマ根絶に務める」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月14日