上海市に本社を置く格安航空會社 (LCC)「春秋航空」は20日、臺灣で客室乗務員を募集することを発表した。中國大陸部の航空會社が臺灣で客室乗務員を募集するのはこれが初めて。同社臺灣支社の汪束雨?首席代表は、臺北市で開催した記者會見で、「客室乗務員=スチュワーデスというわけではない。客室乗務員の性別や年齢は問わない」と強調した。
汪首席代表によると、同社は昨年10月から、上海‐高雄、上海‐桃園、石家荘(河北省)‐桃園を結ぶ路線を開設。現在、中國と臺灣を結ぶ路線は1週間に11便、往來している。また、平均搭乗率も今年10月の時點で、98%に達している。
同社が今回、臺灣で客室乗務員を募集したのは、中國と臺灣の航空業における協力、提攜をさらに促進するのが狙いだ。募集に関する情報は、臺灣の求職サイト「1111人力銀行」に掲載され、応募者はネットで応募することができる。募集は20日から10月31日午後12時まで。11月上旬に面接が実施される。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月21日