高分2號が撮影した魯甸県の畫像 |
國家國防科技工業局は29日、高解像度地球観測衛星「高分2號」が撮影した、初のサブメートル級高解像度衛星寫真を発表した。畫像は輪郭と凹凸がはっきりしており、情報量が豊富だ。同衛星は國土資源観測、鉱産物資源の開発、都市の詳細な管理、交通施設のモニタリング、林業資源調査、被災地の復舊作業などに幅広く活用される。新華社が伝えた。
同衛星は中國が獨自に開発した、解像度が初めて1メートルを下回った民間用光學地球観測衛星で、フレキシブルでスピーディーな姿勢調整能力、高い測位精度を持つ。8月19日の打ち上げ成功後、同衛星は8月21日に初めてカメラを使用し、データを伝送した。9月29日時點で、軌道上の工學試験を完了した。
今回発表された畫像は1mパンクロ、4 mマルチ、1mパンクロ?4 mマルチ融合の3種(計15枚)。北京の市街地、上海の市街地、カラマイの市街地、崑崙山の天池、雲南省魯甸県の被災地、山西省寧武県の鉱山區などの畫像が含まれる。
中國は來年と再來年に、高分3?4?5號を打ち上げる予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月30日