明石康理事長(zhǎng)

　中國(guó)日?qǐng)?bào)社と日本言論NPOが共催する第10回北京－東京フォーラムが28日、東京で開幕した。北京－東京フォーラムの執(zhí)行委員長(zhǎng)を務(wù)める國(guó)際文化會(huì)館の明石康理事長(zhǎng)はフォーラムで、中日関係が直面する問題を両國(guó)の有識(shí)者がよりハイレベルで冷靜かつ客観的に分析し、両國(guó)関係の改善の出口を積極的に探っていくことに希望を示した。

　明石康氏は、「小さな不信による衝突が、局地戦爭(zhēng)、さらには世界大戦につながることもある。現(xiàn)在は特に、過激な民族主義が想象だにしない災(zāi)難をもたらす可能性の高い歴史的時(shí)期にある。日中両國(guó)が東アジアと世界において重大な責(zé)任を持っている。最近の日中世論調(diào)査では、日本人の80％と中國(guó)人の70％が相手の國(guó)と人々に良くない印象を抱いていることがわかった。だが同時(shí)に、両國(guó)関係のこのような現(xiàn)狀を心配し、これを改善したいと心から願(yuàn)う人々が両國(guó)にいることを見落としてはならない。殘念なのは、相手國(guó)に対する印象の多くがメディア報(bào)道によって形作られているということだ。日本では特に、テレビの影響力が強(qiáng)い。また今年の調(diào)査では、両國(guó)の有識(shí)者の考えに多くの共通點(diǎn)があることもわかった。有識(shí)者の世論と一般の世論とではその意味が違う?！副本?東京フォーラム」はその意味で、ハイレベルで意見交換を行うための重要なプラットフォームになっている。私たちは、冷靜でバランスの取れた討論によって、両國(guó)関係の発展を推進(jìn)していかなければならない」と述べた。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月29日