今年の國慶節(建國記念日、10月1日)當日には、10萬人以上が天安門で國旗掲揚式を見學すると予測される。北京の警察によると、國慶節當日の未明3時から広場は國旗掲揚式の見學客向けに開放される。新京報が伝えた。
今年の國慶節に天安門広場周辺ではセキュリティチェックの機械4臺、セキュリティチェックゲート8カ所を増設し、団體予約客に対してはスピード通路を開放する。セキュリティチェック通路では可動式の金色の柵を新規増加する。
昨年の國慶節當日の國旗掲揚は約12萬人見學した。北京市公安局天安門支局の李東山副局長は昨日、今年の國慶節當日に國旗掲揚を見學する観光客は10萬人以上に上回るとの予測を発表した。國慶節當日早朝の國旗掲揚の時間は6時10分で、天安門で勤務につく警察官は深夜1時30分頃には全員持ち場につく。未明3時に広場は掲揚式見學客のために開放される。
大勢の人混みによる事故を防ぐため、天安門広場の中心地は6つのエリアに區切られ、見學客をグループ分けして武裝警察や人民警察がエリアの中間で「隔離」する。
天安門広場にはまた、警察官が利用する二輪車も配備される。立ったままでも座っても利用できるこの車両は最高時速40キロで、突発事件が発生した際には広場の端から別の端までの880メートルの距離を3分で到著可能だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月28日