中國(guó)初の水中考古調(diào)査船「中國(guó)考古01號(hào)」が、9月4日に山東省青島市から初めて出港した。これは中國(guó)が初めて獨(dú)自に開(kāi)発?設(shè)計(jì)?建造した水中考古調(diào)査船で、中國(guó)の水中考古専用設(shè)備の水準(zhǔn)が世界トップレベルに達(dá)したことを象徴する。同船は初航行で遼寧省丹東港に向かい、沈沒(méi)船の調(diào)査を?qū)g施する予定だ。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
同船は、中國(guó)國(guó)家文物局と重慶長(zhǎng)航東風(fēng)船舶工業(yè)公司が建造した。中國(guó)國(guó)家文物局水中文化遺産保護(hù)センター長(zhǎng)の柴暁明氏は、「同船の全長(zhǎng)は57.91メートル、幅は10.8メートル、高さは4.8メートル、航行速度は12ノットで、30日間の連続航行が可能、総工費(fèi)は約6000萬(wàn)元(約10億円)で、主な作業(yè)海域は中國(guó)沿岸部と西沙諸島沖だ」と説明した。
同船は1カ月余りに渡り、丹東港で沈沒(méi)船の調(diào)査を?qū)g施する。これまでに、丹東沖の地中3メートルの場(chǎng)所から、巨大な鉄の物體が発見(jiàn)されていた。調(diào)査隊(duì)の潛水作業(yè)により、海底面から木板、鉄板、石炭、火薬桶の一部などが発見(jiàn)された。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月5日