世界観光都市連合會が主催し、北京で開催されている「2014年北京香山観光サミット」において、「中國公民海外(都市)観光消費市場調査報告」が発表された。これによると、海外を訪れる中國人観光客の1人當たり消費額は、平均約2萬元(34萬3千円)だった。この1年、世界観光都市連合會の加盟都市のうち、中國人観光客が最も多く訪れたのは、日本と韓國だった。北京青年報が伝えた。
昨年來、中國人観光客の誘致を目的として、ビザ取得手続きの簡素化措置を講じる國家は増える一方だ。中國におけるアウトバウンド(海外)旅行市場規模は持続的に成長、中國は今では世界最大の海外旅行市場かつ海外旅行消費國となった。
中國人観光客は、海外旅行で、どこにお金を使うのだろうか?報告によると、海外を訪れた中國人観光客のうち、「ショッピング」にお金を使った人が57.76%で最多、「宿泊費」「交通費」「観光地入場料」「レジャー消費」がこれに続いた。観光客1人あたりの支出を見ると、歐米方面を訪れた観光客の消費額が最も多く、個人旅行客の消費額は団體旅行客より多かった。各種費用を総合的に見ると、中國人観光客の海外での1人あたり消費額は、平均1萬9871元と、ほぼ2萬元に上った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月5日