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2014年8月29日  
 

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國防部、招かれざる米軍の対中接近偵察は誤った判斷につながる

人民網日本語版 2014年08月29日13:18

 國防部(國防省)の楊宇軍報道官は28日の定例記者會見で、中國側が8月25~29日の日程で米國で開催中の中米公海海域海空軍事安全行動規範協議作業部會に代表団を派遣していることを紹介したうえで「これは中米両軍の年度交流計畫內の取り決めであり、両國元首間の共通認識をできるだけ早く実行に移し、公海海域の海空軍事安全行動規範の策定を推進することが目的だ」と述べた。

 「われわれは、これを非常に重要な一歩だと考えている」。楊報道官は「中國側は米側と共に努力して、公海海域の海空軍事安全行動規範協議の進展を促すことを望んでいる」と述べた。

 米軍艦艇?航空機による対中接近偵察については「すでに中國側は公開ルートを含む外交ルートを通じて、中國側の立場を米側に繰り返し表明した。近年の米軍艦艇?航空機による対中接近偵察は広範囲、高頻度、近距離だ。特に中國軍が関係海空域で演習、訓練、あるいは実験を実施する際、米側はしばしば招かれてもいないのに來るうえ、中國側が事前に公表した演習?訓練區域に押し入ってくることさえある」と説明。

 「米側のこうした行為は誤解や誤った判斷を極めて引き起こしやすく、海空で不測の事態をもたらす恐れもある。従って中國側は米側に対中接近偵察活動を止めるよう促す」と述べた。

 楊報道官はさらに「中國側は國際法に沿った航行と上空通過の自由を有する。中國軍艦艇?航空機による関係海空域での活動は一貫して國際法と國際的慣行に合致するもので、沿岸國の安全上の利益にも適切な配慮をしており、何ら非難されることはない」と表明した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年8月29日

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