英タイムズ?ハイアー?エデュケーション(THE)は19日、「2014年アジア大學ランキング」を発表した。日本からは20校がランクイン、入選數でトップに立った。ランキング首位は東京大學。臺灣の大學の入選數は、昨年の17校から今年は13校に後退、4位だった。臺灣「中央社」の報道を引用して中國新聞網が伝えた。
臺灣大學は昨年と同じ14位で、臺灣の大學で最上位だった。
同ランキングは、英國の教育専門誌「タイムズ?ハイアー?エデュケーション(THE)」がアジア地區の大學ランキング調査の結果を取りまとめたもの。ランキングの発表は今年で2年目。教育、研究、知識移転、論文被引用數、産業界からの評価、國際化など13項目の指標に基づきランク付けが行われた。
日本からは20校がランクイン、入選數トップに立った。中國大陸部の18校がこれに続き2位、3位は韓國(14校)、4位は臺灣(13校)だった。
今回の調査ランク付け作業を取りまとめたフィル?ベイティ氏は、臺灣メディアの取材に対し、「臺灣の大學は、アジアで重要なポジションを占めている。昨年、かなり低い順位だった臺灣の一部大學は、今年はランキングから漏れた。この結果は、殘念といえば殘念だが、臺灣はこれを機會に、『競爭は激化の一途を辿っている』という現狀をしっかりと認識すべきだ」と語った。
ベイティ氏は、「臺灣の大學は、大陸部や韓國の大學を見習い、資金源として企業からの賛助金を得るよう努め、資金源の多様化を図り、これによって競爭力を高めなければならない。臺灣海峽両岸の學術交流がますます盛んになってきている狀況下で、大陸部との協力や交流は全て、臺灣にプラスの作用を及ぼすだろう」と指摘した。
「アジア大學ランキングTOP100」にランクインした臺灣の大學13校(順位)は以下の通り。
臺灣大學(14位)、臺灣交通大學(34位、昨年から2位ダウン)、臺灣清華大學(383位、11位ダウン)、成功大學(44位、3位アップ)、臺灣中山大學(46位)、臺灣科技大學(52位)、臺灣中央大學(54位)、中國醫薬大學(57位、12位アップ)、臺灣師範大學(70位、2位ダウン)、亜洲大學(83位、初登場)、元智大學(91位、20位ダウン)、陽明大學(93位、4位ダウン)、中原大學(97位、25位ダウン)
昨年ランクインした臺灣海洋大學、中正大學、中興大學、逢甲大學、臺北科技大學はいずれも、今年のトップ100入りを果たすことができなかった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年6月23日